
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
インフラの設計・管理という専門分野に特化し、土木の技術者に深く根づいたソフトを提供する点が強み。橋やプラントなど複雑なインフラを扱える専門性は競合が少なく、業務に組み込まれると切り替えにくい。老朽化したインフラの点検・更新という長期の需要を取り込める立ち位置にいる。
橋や道路、鉄道、水道、プラントといったインフラを、設計し、建設し、運用・保守するための専門ソフトの利用料が収益の柱。土木や建築の技術者が、図面の作成から構造の解析、完成後の維持管理まで一貫して使う。専門性が高く、いったん業務に組み込まれると使い続けられる。継続利用料を積み上げて稼ぐ構造になっている。
景気後退や公共予算の削減でインフラ投資が絞られると、新規導入や利用拡大が鈍る。専門分野ゆえ顧客の裾野は限られ、急成長は描きにくい。競合のソフトや、設計分野の大手との競争、為替の影響も、収益の重しになりうる。インフラ投資の動向に成長の速度が左右される面を持つ。
配当を出しつつ、ソフトの機能強化と、継続利用への移行、インフラ点検など新分野への展開に力を入れる経営。専門特化したソフトで技術者をつなぎとめ、継続利用料を積み上げながら、世界のインフラ投資と老朽化対策の需要を取り込んで着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
インフラへの投資と、技術者によるソフトの継続利用に依存する。世界でインフラの建設・更新の投資が活発か、導入した技術者や企業が使い続け解約しないか、新しい分野や地域へ広げられるか、そしてインフラを点検・管理する需要の高まりを取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(33%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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