まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
中国のネット通販の売り手という的を絞った客層に向けて、米国の倉庫網で越境の商品の物流をひとまとめに請け負う点が最大の特徴。汎用の物流とは違い、中国発の越境のネット通販に特化する。総合の巨大な物流とは異なる、越境のネット通販の物流に特化した中国系の会社の立ち位置にいる。
中国のネット通販の売り手向けに、米国での物流を請け負って稼ぐのが事業の柱。米国の大手のネット通販や、中国発の格安の通販の売り手に代わって、米国の複数の倉庫で商品を保管し、注文に応じて梱包して米国の各地に配送する。輸送や倉庫、梱包の役務をひとまとめに提供する。中国の売り手が、米国の消費者へ商品を届けるのを一括で支える。これらの物流の役務で稼ぐ構造になっている。
中国から米国への越境のネット通販に大きく依存するため、米中の貿易の摩擦や、関税、規制の強化が直に響く弱点を抱える。少数の大口の通販の売り手に偏れば、その方針の変化で物量が一気に細る。物流は利ざやが薄く、倉庫の賃料や人件、輸送の費用の上昇に弱い。倉庫網の拡張に投資が要り、稼働が落ちると重荷になる。物流の競合も多い。
配当を出さず、倉庫網の拡張と効率の改善を優先する経営。現在の経営者が率いる。越境のネット通販の物流の運営と、米国の倉庫網の拡張、米中の貿易への対応、薄い利ざやの管理を進める。越境のネット通販の物流への特化が、運営の中核になっている。
越境のネット通販と、倉庫の効率、米中の貿易に依存する。中国から米国への越境のネット通販の量が保たれるか、米国の倉庫網を効率よく回せるか、米中の貿易の摩擦や関税が越境の流れを冷やさないか、そして赤字を抜け出して採算に乗せられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $170M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $25M(15%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約6年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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