景気敏感な事業で、配当も出す会社
エンジンから電動化まで、駆動系の部品で世界の自動車メーカーに広く採用されてきた技術と規模が強み。長年の取引と、車の生産に欠かせない部品の供給力を持つ。ガソリン車で稼ぎながら電動化部品へ事業を広げ、自動車の転換期を両にらみで乗り切ろうとする立ち位置にいる。
自動車メーカーに納める駆動系の部品(ターボや変速、電動モーターやバッテリー関連)の販売が収益の柱。世界の自動車メーカーへ部品を供給し、車の生産台数に応じて売上が決まる。従来のガソリン車向け部品で稼ぎつつ、電気自動車向けの部品へ事業を移していく構造になっている。
景気後退で自動車の生産・販売が冷えると、部品の需要が落ちる。電気自動車への移行が想定とずれると、ガソリン車部品の縮小を補えない恐れがある。自動車メーカーからの値下げ圧力や、原材料費の上昇、電動化投資の負担も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、電気自動車向け部品への投資と、買収による電動化技術の取り込み、ガソリン車部品の効率化に力を入れる経営。従来部品の収益を電動化への投資原資としながら、自動車の転換に合わせて事業構成を移し、稼ぐ力を保とうとする方針が特徴。
世界の自動車生産台数と、電動化の進み具合に依存する。自動車メーカーの生産が活発か、電気自動車向けの部品で受注を取れるか、ガソリン車部品の縮小を電動化部品で補えるか、そして部品の値上げを通せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $13.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.4B(40%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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