BWIN
Baldwin Insurance Group個人から商業、福利厚生、そして自ら引き受ける特殊な保険までを幅広く扱うひとそろいの体制と、地元の小さな代理店を次々買収して規模を広げる機動力が最大の特徴。投資会社の支援を背に、買収を素早く進める。商業に特化した大手とは異なる、幅広さと買収による急成長を旨とする保険代理店の立ち位置にいる。
自ら保険を引き受けず、保険会社の商品を顧客に売る代理店に徹するのが事業の柱。柱は三つで、中小企業や個人向けの損害保険や生命保険の代理、自ら引き受けの裁量を持って特殊な保険を組成する事業、そして中堅や大企業向けの商業保険と従業員の福利厚生の助言からなる。地元の小さな代理店を次々と買収して規模を広げる成長の手法を取る。保険を売って受け取る手数料で稼ぐ構造になっている。
保険料が下がる軟調な市況に転じると、手数料の収入が縮む弱点を抱える。大手の保険代理店も同じように代理店を次々買収しており、買収の候補や価格を巡る争いが激しい。買収を重ねて膨らんだ借入が重く、統合がうまくいかない恐れもある。急成長を支える新株の発行が持ち分を薄める。利益率の改善の遅れも逆風になる。
配当を出さず、現金を地元の代理店の買収と、既存事業の成長に充てる経営。創業者が率い、買収と自前の成長の両輪で規模を広げることを重んじる。新株の発行を受け入れて段階的に資金を集め、配当より事業の拡張と買収の統合を優先する。買収で膨らんだ借入を管理しつつ規模を追う方針が特徴になっている。
保険の市況と、買収の継続、統合に依存する。保険料の水準が高く保たれて手数料が伸びるか、地元の小さな代理店を次々と買収して規模を広げられるか、買収先をうまく束ねて相乗効果を出せるか、そして買収で膨らんだ借入を返しながら利益率を改善できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $600M(16%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$124M
- 他の流動資産$1.1B
- 固定資産$2.7B
- 流動負債$1B
- 短期借入金$13M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.5B
- 売上成長率
- 8.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 4.9%
- 純利益率
- −2.2%
- ROE
- −5.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$29M
- フリーCF
- −$69M
- 営業CFマージン
- −2.0%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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