まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
2021年の合併を機にデラウェア州の公益法人へ転換し、見過ごされてきた地域への貢献を会社の目的そのものに書き込んだ。この立場が、使命に共感する預金者という他行にはない資金源につながっている。
傘下のCity First Bankが預金を集め、その大半を5戸以上の集合住宅と商業用不動産への融資に回す。預金金利と貸出金利の差が収入で、2025年末には集合住宅向けが貸出全体の6割弱を占めた。
一つの資産に寄っているぶん、金利上昇や賃貸不動産の値崩れが直撃しやすい。対象とする地域は景気後退の影響を受けやすく、地域再投資へ向かう資金や制度が細れば預金の集めやすさも変わる。
使命に沿った融資を広げることと、銀行として採算を保つことを両立させる運営を続けている。ワシントンDCでは教会向けの融資も扱うなど、地域ごとの事情に合わせて貸出先を選ぶ。
集合住宅向けの融資が焦げ付かずに回るかどうかに、業績の大半がぶら下がる。非営利団体や自治体、使命に賛同する法人からの預金をどれだけ抱え続けられるかが、貸出の原資を決める。
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $263M(20%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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