BZAI
Blaize Holdingsクラウドの潤沢な計算力ではなく、電力と設置場所が限られる現場でAIを動かすことに設計を絞り込んでいる。2025年1月のSPAC合併で上場したばかりで、上場企業としての実績はまだ乏しい。
GSPと呼ぶ独自設計のAIアクセラレータと、それを載せたボード、ノーコードで扱える開発環境(AI Studio)を組み合わせて売る。2025年の売上はすべてこの製品販売で、前年まであった役務収入はなくなった。
大口顧客が1社離れれば、売上の柱が丸ごと消える。データセンター向けの巨大半導体大手が現場側の処理にも下りてくれば、規模でも価格でも押し切られる場面が増える。
工場を持たない分、資金は設計と少数の大口顧客への売り込みに向かう。製造はSamsungのファウンドリに委ね、後工程は台湾の協力先が担う分業の形をとる。
少数の大口顧客からの受注の有無が、そのまま業績になる。2024年は米国と日本の関連当事者2社が売上の98%を占めたが、その契約は既に終了しており、収益の顔ぶれが1年で丸ごと入れ替わった。
この会社をどう読むか
Blaize Holdings は、2025年1月にSPAC合併で上場したばかりの半導体設計会社だ。自社で工場は持たず設計に専念し、製造は外部に委ねる。
看板は、データセンターではなく工場や監視カメラの手元でAIの推論をこなす独自チップ「GSP」である。ただし2024年は米国と日本の関連先2社で売上の98%、2025年は中国の2社で88%と、取引先が1年で総入れ替えになる薄さが、いまの決算には出ている。
バランスシート (要約)
資産 $102M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $39M(38%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$46M
- 他の流動資産$51M
- 固定資産$6M
- 流動負債$43M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $39M
- 売上成長率
- 2386.0%
- 粗利率
- 16.0%
- 営業利益率
- −268.8%
- 純利益率
- −535.6%
- ROE
- −530.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$74M
- フリーCF
- −$75M
- 営業CFマージン
- −190.9%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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