まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
電力を抑えつつ端末の手元で人工知能の処理をこなす独自の設計の半導体と、専門の知識がなくても使える開発の道具を組み合わせる点が最大の特徴。雲の上の巨大な計算を担う大手とは違う、現場での処理に絞る。端末側の人工知能に特化した新興の半導体の会社の立ち位置にいる。
端末の手元で人工知能の処理をこなす専用の半導体を売るのが事業の柱。工場を持たず設計に専念し、製造は外部に委ねる。看板は、画像の認識や機械の学習を、電力を抑えつつ素早くこなす独自の設計の半導体で、これに、専門の知識がなくても人工知能の仕組みを組める開発の道具を組み合わせて売る。防衛や、街の監視、自動車、産業の現場などを狙う。これらの半導体と道具の販売で稼ぐ構造になっている。
巨大な半導体の大手が、端末側の人工知能にも本格参入する弱点を抱える。少数の大口の受注に売上が偏れば、その有無で業績が大きく揺れる。設計した半導体が、性能や価格で競合に見劣りすることもある。商業化の初期で赤字が続き、増資を繰り返せば持ち分が薄まる。特別買収目的の会社との合併で上場した経緯もあり、株価が振れやすい。
配当を出さず、研究開発と販売の拡大への投資を優先する経営。現在の経営者が率いる。商業化の初期で赤字が続き、増資に依存する成長の段階にある。端末側の人工知能への特化と、防衛や産業からの受注の獲得が、運営の中核になっている。
端末側の人工知能の需要と、受注、資金繰りに依存する。雲の上ではなく現場で人工知能を動かす需要が広がるか、防衛や産業からの受注を積み上げられるか、巨大な半導体の大手との争奪をしのげるか、そして増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $102M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $39M(38%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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