Capricor Therapeutics は、筋肉が衰える難病に伴う心臓の障害を、心臓由来の細胞を使った治療で狙うバイオだ。
最大の特徴は、心臓の組織から採った細胞を使う独自の方式で、見過ごされがちな心臓の障害に的を絞る点と、骨格の筋肉向けの遺伝子治療とは異なる立ち位置、日本の提携にある。一方で当局の承認の拒否や遅れが価値を大きく傷める賭けの大きさが最大の弱点で、既存の遺伝子治療や大手との競合、効き目の減弱の兆し、承認までの赤字と希薄化も弱みになる。CAPR を読むときは、承認の可否と後期試験、資金繰りを軸に見るとよい。

