Caterpillar は、建設や鉱山で使う黄色い重機を作る世界最大手で、その業績は「世界の景気そのもの」を映す鏡のような会社だ。
インフラ投資や資源開発が活発なときは機械が飛ぶように売れ、景気が冷えると需要が一気に止まる。波の大きい事業だが、世界中の整備網と、機械を売った後の部品・サービス収入が、谷の時期の収益を下支えする。CAT を読むときは、会社の良し悪し以上に、世界の建設・資源投資が今どの局面にあるかを軸に見るとよい。

世界中に張り巡らせた販売・整備網と、簡単には崩れないブランドが強み。機械を売った後の部品・サービスで継続的に稼げる構造が、景気の谷でも収益を下支えする。
建設機械や鉱山機械、発電・エンジンなどの販売が収益の柱。加えて、修理部品やサービス、購入を支える金融という、機械を売った後に続く収入も利益を支える構造になっている。
景気後退でインフラや資源開発の投資が止まると、機械の需要が大きく落ち込む。資源価格の急落や、世界各地の販売店の在庫調整も、業績を振らす要因になる。
連続増配と大規模な自社株買いで株主に厚く還元する姿勢が一貫している。景気の波を前提に、好況期に得た利益を還元と次の製品開発へ振り向ける規律ある経営が特徴。
財務はおおむね健全です。一部の指標に改善の余地があります。
前年比。3年の年平均は 4.4%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Caterpillar は、建設や鉱山で使う黄色い重機を作る世界最大手で、その業績は「世界の景気そのもの」を映す鏡のような会社だ。
インフラ投資や資源開発が活発なときは機械が飛ぶように売れ、景気が冷えると需要が一気に止まる。波の大きい事業だが、世界中の整備網と、機械を売った後の部品・サービス収入が、谷の時期の収益を下支えする。CAT を読むときは、会社の良し悪し以上に、世界の建設・資源投資が今どの局面にあるかを軸に見るとよい。
読み込み中…