
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
テネシー、ケンタッキー、バージニアの三つの州の境のアパラチア地域に特化した、小規模で独立した地方銀行という点が最大の特徴。十九世紀末に創業した長い歴史を持ち、創業家が長く経営を受け継いできた。地域との強い関係を基盤にする。地域の大手の銀行とは異なる、三つの州の境に密着した家族経営の老舗の小型の地方銀行の立ち位置にいる。
テネシー、ケンタッキー、バージニアの三つの州の境のアパラチア地域で、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。事業向けの融資や、住宅、商業用の不動産の融資に加え、個人向けの預金の商品を扱う。地域の小売や製造、農業の中小企業と個人に密着した銀行のサービスを提供する。十九世紀末に創業した長い歴史と、地域との強い関係を基盤にする。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
石炭の産業の縮小の影響と人口の流出による、アパラチア地域の経済の長期の低迷が業績を冷やす弱点になる。金利の急な変動も利ざやを圧迫する。商業用の不動産の融資の焦げ付きもある。地域の大手の銀行による合併の圧力や、ネットの銀行への客の流出も逆風になる。超小型ゆえ、上場を維持する費用の負担も重い。
配当を続けながら、保守的な融資の規律と、地域に密着した文化を保つ、家族経営の地方銀行の経営。創業家が長く経営を受け継ぐ。自社株買いは限定的で、規模の拡張より、地域の中での地位の強化を優先する。保守的な運営と、地域への密着、家族による継承を軸に進める方針が特徴になっている。
地域経済と、金利、商業用不動産に依存する。地盤とする三つの州の境のアパラチア地域の経済が、石炭の産業の縮小の後の再編の中で保たれるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、地域の中小企業の景気が続くか、そして商業用の不動産への融資が健全に保たれるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $285M(12%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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