まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
外から遺伝子を持ち込むのではなく、作物自身の遺伝子に精密に手を加えて形質を作り、それを種苗の会社にライセンスとして売る仕組みが最大の特徴。自ら作物を売らず、形質の使用料を狙う。種苗そのものを売る会社とは異なる、作物の形質の開発とライセンスに特化した農業の新興の立ち位置にいる。
作物の形質を作って、種苗の会社に売るのが事業の柱。除草剤への耐性や、病気への抵抗、収量の向上、油の質の改善といった、作物に持たせたい形質を、遺伝子を精密に編む独自の技術で作り出す。外から遺伝子を持ち込むのではなく、その作物自身の遺伝子に手を加える点を売りにする。作り出した形質を、大手の種苗の会社にライセンスとして売り、その使用料を得る。研究と開発に主導される。これらの作物の形質の使用料で稼ぐ構造になっている。
形質の開発から、畑での実用化、種苗への普及までに長い時間がかかる弱点を抱える。その間、収入は乏しく赤字が続く。遺伝子を編んだ作物への規制や、消費者の受け止めが、国によって厳しいこともある。大手の種苗や農薬の会社が、自前の技術を持つため、ライセンスの相手であり競合でもある。少数の形質や契約に依存する。現金が細れば増資で持ち分が薄まる。
配当を出さず、研究開発とライセンスの獲得を優先する経営。現在の経営者が率いる。作物の形質の開発と、畑での実用化、大手の種苗の会社とのライセンスの契約、収入が乏しいなかの資金繰りの管理を進める。作物の形質の開発とライセンスへの特化が、運営の中核になっている。
形質の実用化と、ライセンス、規制に依存する。開発した作物の形質が、実際の畑で効果を示し実用化されるか、大手の種苗の会社とのライセンスの契約を結べるか、遺伝子を編んだ作物への規制が緩やかか、そして収入が乏しいなか資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $305M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $22M(7%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…