CCB
Coastal Financial地方銀行を母体にしながら、金融技術の会社へ銀行の機能を貸し出す事業で急成長する、数少ない銀行という点が最大の特徴。免許の取得が難しい金融技術の会社にとって、頼れる受託事業者の存在になる。同じ事業を手がける少数の銀行の一角を占める。金融技術の時代に銀行の機能を貸す、独自の立ち位置にいる。
ワシントン州を地盤とする地方銀行の本業に加え、急成長の柱として、金融技術の会社へ銀行の機能を貸し出す事業を持つのが特徴。免許を持たない金融技術の会社が、自社のアプリで預金や決済のサービスを提供できるよう、その裏側の銀行の仕組みを接続の窓口を通じて貸す。地元の地方銀行の事業と、この銀行機能の貸し出しの二つの事業で、預金と融資の利ざやや手数料を稼ぐ構造になっている。
銀行の機能を貸す事業は、当局が規制を強める流れにあり、その制約が成長を縛る最大の弱点になる。とりわけ、同業の仲介会社の破綻で利用者の資金が宙に浮く問題が起き、業界全体に規制の圧力が強まった。取引先の金融技術の会社が破綻すれば、損失や信頼の低下を招く。地方銀行の本業の減速や、金利の変動も逆風になる。
配当を出さず、銀行機能を貸す事業の拡大と、規制への対応の強化を両立させる経営。急成長の機会を取りつつ、当局の規制の強まりに備えて、取引先の金融技術の会社の審査と管理を厳しくする。地方銀行の本業と、金融技術向けの貸し出しという二つの事業の釣り合いを取る方針が特徴になっている。
金融技術の成長と、規制、顧客の健全さに依存する。金融技術の業界が成長し、銀行の機能を借りる需要が伸びるか、銀行機能の貸し出しを巡る当局の規制が強まらないか、取引先の金融技術の会社が健全に保たれるか、そして金利の水準が利ざやに有利に働くかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $491M(10%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$737M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 9.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $255M
- フリーCF
- $246M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
CCB の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…