安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
フロリダ北部やジョージア南部の小都市に特化し、大手の地方銀行より密着した関係を持つ点と、信託や保険、住宅ローンの組成という手数料の事業を組み合わせて収入を分散する点が最大の強み。手数料の比率の高さが、金利だけに頼らない安定を生む。大手とは異なる、州都発祥の小都市に密着した地方銀行の立ち位置にいる。
フロリダ州の州都を本拠に、フロリダ北部やジョージア南部、アラバマ南東部の地方の小都市で、個人や中小企業から預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。事業や商業用の不動産、住宅、消費者向けの融資を手がける。これに加え、信託や資産運用、保険の代理、住宅ローンの組成といった手数料の事業も併せ持ち、その比率が地方銀行としては高い。集めた預金と貸出の金利差に手数料を加えて稼ぐ構造になっている。
フロリダはハリケーンの被害を受けやすく、災害が地域の経済と融資を傷める弱点を抱える。商業用の不動産の市況の悪化も貸し倒れを招く。住宅ローンの組成は金利に敏感で、市況に振られる。地方の小都市の人口の減少も、長い目では需要を細らせる。金利の急な変動は利ざやを揺らす。地銀の再編で買収の対象になることもある。
配当を長く続けながら、保守的な与信の規律と、地域に密着した顧客の関係で安定を保つ経営。創業家の系列が長く支配し、独立を保つ。手数料の事業を併せ持って収入を分散しつつ、フロリダのハリケーンや小都市の人口の減少に備えて、堅実に運営する方針が特徴になっている。
地域経済と、手数料事業、金利に依存する。地盤とするフロリダ北部やジョージア南部の小都市の経済が保たれるか、信託や保険、住宅ローンの組成といった手数料の事業が安定して収入を生むか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、そして商業用の不動産への融資が健全に保たれるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $4.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $553M(13%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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