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Cameco
相場が安いときは鉱山を止めて在庫を絞り、高くなってから増産に戻る。掘り続けて数量を稼ぐのが資源会社の常道だが、Cameco は供給を絞って値段を守る側に回れる、数少ない西側の供給元だ。
カナダの高品位鉱床でウランを掘り、それを転換・加工して電力会社へ売る。売り方は、数年先の価格と数量を決めておく長期契約と、その時々の相場で売る分の組み合わせ。長期契約の比率が高いほど、相場が荒れても手取りは平らになる。
原子力事故が一件起きれば各国の世論が反転し、需要は年単位で冷える。地下水の流入など操業上の事故で鉱山が止まれば、契約分を市場から買って埋めることになり利幅が消える。相場が急騰しても、安値で結んだ長期契約に縛られて取り逃す局面もある。
増産に踏み切るかどうかは、需要と契約の積み上がりを確かめてから決める。生産能力を遊ばせてでも、安値での投げ売りを避ける規律のほうを優先する。
買い手は世界の原子力発電事業者だけで、需要は各国が原発をどれだけ動かし、新設するかで決まる。鉱山が計画どおりの品位と量を出せるか、長期契約をどの価格帯で積めているかが、そのまま収入の形になる。
この会社をどう読むか
資源会社は普通、掘れるだけ掘って数量で稼ぐ。Cameco が他と違うのは、ウランの相場が安いときに鉱山を止めるという判断を実際に取ってきた点にある。
買い手は世界の原子力発電事業者に限られ、その需要は各国の政策と世論で年単位に振れる。だから数量を追うより、数年先の価格と数量を決めた長期契約をどれだけ良い条件で積めるかが手取りを決める。裏を返せば相場が急騰した局面では、安値で結んだ契約に縛られて恩恵を取り逃すこともある。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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