CDP
COPT Defense Properties機密認証を備えた建物と基地隣接の立地という、ほぼ複製不可能な資産の組み合わせが最大の強み。借り手の業務は国防の中枢に関わるため退去が起きにくく、稼働率は在宅勤務の波にもほとんど揺れなかった。安全保障の時代の数少ない安定オフィスの大家という立ち位置にいる。
軍の基地や情報機関の拠点に隣接して建てた、機密対応のオフィスと研究施設の賃料が収益の柱。借り手は国防機関と防衛・情報の請負企業で、機密区画の認証を備えた建物は代替が利かない。データセンターの用地と電力も持つ。政府関連の長期契約に支えられた賃料の積み上げで稼ぐ構造になっている。
国防予算の停滞や削減は、借り手の拡張計画を凍らせる。政府の組織再編や拠点の統廃合は、特定の基地周辺に集中した物件の弱点を突く。機密対応の建物は転用が利かず、空けば埋めにくい。金利の上昇は開発の採算と配当の評価を同時に削る。
配当を着実に増やしながら、事前契約で固めた新棟の開発に投資する経営。投機的な開発を避け、借り手の確約を得てから着工する規律を守る。国防と情報の予算が伸びる領域に物件を寄せる方針が特徴になっている。
国防予算と、基地周辺の需要、開発の継続に依存する。安全保障と情報の予算が借り手の拡張を支え続けるか、機密対応の新棟開発が事前契約で埋まるか、データセンター需要が新たな柱に育つか、そして金利が借入と配当株の評価を圧迫しすぎないかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(32%)。
同業の平均並みの水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$275M
- 長期借入金$2.8B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $764M
- 売上成長率
- 1.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $310M
- フリーCF
- $289M
- 営業CFマージン
- 40.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $137M
- 配当性向
- —
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