特定メーカーの専属販売店ではなく、どのメーカーの品でも横並びで比較して提案できる。主要メーカーから最上位の認定を受けており、そこで得られる仕入れ条件と技術支援には、地域の小さな販売店では手が届かない。
1,000社を超えるメーカーやクラウド事業者から10万点以上を仕入れ、企業や政府機関、学校など25万を超える顧客へ売る。何をどう組み合わせるかの設計や導入まで請け負い、約1万人の営業と技術者が顧客ごとの窓口に張り付く。
景気後退で企業がIT投資を先送りすれば、仲介の出番自体が減る。メーカーが顧客に直接販売する動きを強めれば、CDWを通さない取引が増えていく。
2026年1月から顧客の区分を商業・政府・教育の三つへ組み替えたように、営業の並べ方を市場の変化に合わせて引き直す。安売り競争に流されないよう、設計や導入を担う技術者の層に人を厚く配っている。
米国が売上の約9割を占め、企業や政府のIT予算の動き次第で販売量が上下する。北米の売上の約半分は自社倉庫を通さずメーカーから客先へ直送しており、メーカーとの取引条件や販売奨励金の厚みが利益をそのまま左右する。
この会社をどう読むか
パソコンを自分で選んで組む人は、CDW Corporationの客にはならない。パソコンやサーバー、ソフト、クラウドを企業や政府機関、学校向けにまとめて仕入れ、何をどう組み合わせるかまで引き受ける調達の代行業だ。
メーカーの専属ではないので、客の事情に合わせてどのメーカーの品でも並べて比べられる。25万を超える顧客に約1万人の営業と技術者が窓口として張り付き、単発の売り切りを長い付き合いへ変えていく。ただし売上の約9割は米国で、企業や政府のIT予算が細れば取引量はすぐ落ちる。
バランスシート (要約)
資産 $16B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.6B(16%)。
支払い余力は厚い。営業利益は支払利息の7.1倍、借金は本業の稼ぎの約2.9年分
- 現金・現金同等物$619M
- 他の流動資産$7.9B
- 固定資産$7.5B
- 流動負債$7.2B
- 長期借入金$4.6B
- 短期借入金$1B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $22.4B
- 売上成長率
- 6.8%
- 粗利率
- 21.7%
- 営業利益率
- 7.4%
- 純利益率
- 4.8%
- ROE
- 40.9%
- ROIC
- 15.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.2B
- フリーCF
- $1.1B
- 営業CFマージン
- 5.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $329M
- 配当性向
- 30.8%
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