純資産マイナス+赤字。再建途上で要警戒
出産で得た胎盤を原料に、商業化済みの傷を覆う材料と、賭けの大きい細胞療法を併せ持つ点が最大の特徴。捨てられる胎盤を医療に生かす。一般の臨床バイオとは異なる、胎盤を原料にした再生の医療に特化した中小型のバイオの立ち位置にいる。
胎盤を原料にした医療の製品で稼ぐのが事業の柱。健康な満期の出産で得た胎盤を原料に、傷や手術の部位を覆って治りを助ける、細胞を抜いた膜の材料を作り、これはすでに商業化して収入を生む。これに加え、胎盤から採った細胞や、免疫の細胞を使い、加齢や、変性の病、糖尿病の足の潰瘍、腸の病などを狙う治療を、臨床の段階で開発する。承認後の細胞療法の売上で、いずれ広く稼ぐ構造を描く。それまでは材料の販売と提携、増資で開発を続ける。
細胞療法の開発が、試験でつまずく弱点を抱える。胎盤由来の細胞を使う治療は、効き目や安全性の裏づけが難しい。商業化済みの傷を覆う材料も、競合が多く価格の争奪がある。承認までの道のりが長く、その間は赤字が続く。原料の胎盤の確保や、製造の品質の管理も問われる。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まる。
配当を出さず、材料の販売で稼ぎつつ細胞療法に投資する経営。現在の経営者が率いる。傷を覆う材料の販売と、胎盤由来の細胞療法の開発、原料の胎盤の確保、増資による資金繰りの管理を進める。胎盤を原料にした医療への特化が、運営の中核になっている。
材料の売上と、細胞療法の試験、資金繰りに依存する。商業化済みの傷を覆う材料が売れ続けるか、胎盤由来の細胞療法が試験で効き目を示せるか、提携や増資で長い開発の資金をつなげるか、そして賭けの大きい細胞療法を材料の収入で支えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $107M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。増資や資金繰りに注意
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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