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Cenntro Electric Group完成車を輸出せず、部品段階のキットを送って現地で組み立てるという分散生産の形を選んだ点が、乗用車の大手とも他の商用EVメーカーとも違う。低い資本負担で複数国に生産を置ける代わり、各地の組立提携先の実行力で成果が変わる。
MetroやLogistarなど6つの系列で小型の電気商用車を手がけ、最後の区間の配送や自治体の業務向けに売る。車を完成品としてではなく半分解の組み立て部材として出荷し、中国・米国・欧州の拠点で現地生産する分散型の作り方を取る。うち一つの車台は、自動運転向けのソフトを載せる土台として第三者にも使われている。
中国で作った部品やキットに関税が上乗せされれば、価格の安さという前提が崩れる。赤字が続くなかを増資と株式併合でつないできた経緯があり、希薄化が繰り返される構造にある。
中国の生産を軸足に置きつつ、米国・欧州の組立拠点の稼働と資金繰りを同時に見ている。新型車を増やすより、既存6系列の量産立ち上げと財務の立て直しを先に置く判断が続いている。
各国の組立拠点を実際に動かせるかと、キット輸出という形態が関税や輸入規制をどこまでかわせるかに懸かる。水素で動く大型車の開発も掲げるが、当面は小型EVの需要そのものが売上を決める。
この会社をどう読むか
Cenntro Electric Groupが作るのは、荷物の最後の区間を運ぶ小型の電気トラックや貨物車だ。Metro、Logistar、iChassisなど6つの系列を持ち、生産の主力は中国、本社はニュージャージーにある。
この会社を特徴づけるのは、完成車を船で運ばず半分解のキットとして送り、中国・米国・欧州それぞれの拠点で組み立てる形だ。大きな工場を持たずに複数国へ広げられる代わりに、関税と現地提携先の実行力という別の不確実性を抱え込む。
バランスシート (要約)
資産 $74M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $40M(54%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$41M
- 固定資産$29M
- 流動負債$27M
- 長期借入金$1M
- 短期借入金$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $18M
- 売上成長率
- −42.2%
- 粗利率
- −12.8%
- 営業利益率
- −180.0%
- 純利益率
- −403.7%
- ROE
- −181.2%
- ROIC
- −60.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$13M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −69.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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