CENT
Central Garden & Petペットと園芸という、季節性や景気への感応の異なる二本の柱を併せ持ち、互いの波を和らげる分散の効果が最大の強み。長年の買収で多くのブランドを積み上げ、量販店やホームセンターとの深い関係を築く。単一の分野に頼る同業とは異なる、ペットと園芸の二つの事業で稼ぐ多角化した消費財の立ち位置にいる。
暮らしに身近な二つの分野の消費財を作り、売るのが事業の柱。柱は二つで、犬や猫、鳥、観賞魚、小動物向けの飼育の用品をそろえたペットの事業と、芝生の種や殺虫剤、芝のケア用品をそろえた園芸の事業からなる。いずれも長年の買収で多くのブランドを取り込んだ。量販店やホームセンター、ペット専門店を通じて販売する。ペットと園芸の用品の販売で稼ぐ構造になっている。
感染症の時期に膨らんだペットや園芸の需要が、その後に反動で冷えた弱点を抱える。量販店の安い自社ブランドが、価格で攻め込む。園芸は天候に左右され、不順な年は売上が落ちる。ネット通販の広がりは、実店舗の小売を圧迫する。多くのブランドを抱えるゆえ、その統合や、一部の不振が全体に響くこともある。
配当を出さず、現金を自社株買いと、ブランドの買収による事業の拡張に充てる経営。ペットと園芸の二つの事業で需要の波を和らげ、買収で品揃えを広げることを重んじる。感染症の特需の反動で冷えた需要に対し、強いブランドの力と量販店との関係を生かして立て直す方針が特徴になっている。
ペット飼育と、園芸需要、小売との関係に依存する。米国のペットの飼育数や、住宅の庭の手入れの需要が保たれるか、量販店やホームセンターとの取引の関係を保てるか、量販店の安い自社ブランドとの競争に耐えられるか、そして買収したブランドをうまく束ねられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.6B(44%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$882M
- 他の流動資産$1.1B
- 固定資産$1.6B
- 流動負債$539M
- 長期借入金$1.2B
- 短期借入金$62K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.1B
- 売上成長率
- −2.2%
- 粗利率
- 31.9%
- 営業利益率
- 8.0%
- 純利益率
- 5.2%
- ROE
- 10.3%
- ROIC
- 7.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $333M
- フリーCF
- $291M
- 営業CFマージン
- 10.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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