まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
防犯のカメラと管理の仕組み、仮想現実の機器、電子機器の受託製造という、結びつきの薄い三つの事業を一つの傘の下に抱える点が最大の特徴。一つの本業に絞る会社とは異なる。防犯と仮想現実と電子製造を抱える多角の超小型の会社の立ち位置にいる。
性格の異なる三つの事業から、ばらばらに稼ぐ持株の会社だ。一つは、警察や警備の会社向けに、監視のカメラと、その映像をまとめて管理する仕組みを売る防犯の事業。もう一つは、仮想現実や拡張現実の機器を作る事業。さらに、産業向けの電子機器を、注文を受けて代わりに作る受託の製造の事業を持つ。結びつきの薄い三つの事業を、一つの傘の下に抱える。これらの防犯と仮想現実、電子製造の事業から稼ぐ構造になっている。
性格の異なる三つの事業に手を広げる分、経営の的が散り、どれも規模に届かない弱点を抱える。防犯の分野では、中国系の大手が規制で締め出された後の市場を、別の大手が取り込む流れにさらされる。仮想現実の市場は、大手の機器でさえ苦戦し、成長が鈍い。電子機器の受託製造は、中国系の安い製造との競争にさらされる。長年赤字が続き、増資を繰り返して持ち分が薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、三つの事業の運営と買収を進める経営。現在の経営者が率いる。防犯のカメラと管理の仕組みの運営と、仮想現実の機器の開発、電子機器の受託製造、選んでの買収、増資による資金繰りの管理を進める。性格の異なる三つの事業を束ねることが、運営の中核になっている。
三つの事業の市場と、競合、資金繰りに依存する。防犯のカメラと管理の仕組みの需要が保たれるか、仮想現実の市場が育つか、電子機器の受託製造の注文を取れるか、そして手を広げすぎず赤字の続くなか増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $48M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9M(18%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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