高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
北米の安い天然ガスを原料に使える立地と、低コストで大量に生産できる規模が最大の強み。原料費の安さが、肥料相場が下がっても耐えやすいコスト構造を生む。食料生産に欠かせない肥料の世界大手として、安定した需要を取り込める立ち位置にいる。
天然ガスを原料に、農作物の生育に欠かせない窒素肥料を作って販売するのが収益の柱。北米の安い天然ガスを生かして低コストで大量に生産する。肥料の市場価格でそのまま売上が決まり、原料のガスが安く肥料が高いほど採算が良くなる、市況に左右される構造になっている。
肥料の市場価格が下落すると、収益が一気に落ち込む。原料の天然ガスの価格が上昇し、肥料価格に転嫁しきれないと採算が悪化する。世界的な供給過剰や、穀物相場の下落による農家の買い控えも、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、肥料相場の波に備えて財務を整え、低コストの生産能力に投資する経営。安い天然ガスを生かしたコスト優位を保ち、好況期に稼いだ資金を株主還元や設備に振り向けつつ、市況の下落に耐える体力を維持する方針が特徴になっている。
窒素肥料の需要と、天然ガス・肥料の価格に依存する。世界の農業の作付けや穀物相場で肥料の需要がどう動くか、原料の天然ガスを安く調達できるか、そして肥料の市況の変動が、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $14.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.8B(34%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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