
CGTX
Cognition Therapeutics主流のアルツハイマー病薬が脳にたまる有害なたんぱく質を壊しにいくのに対し、この会社は神経側の受け手に働きかけて塊が取り付くのを防ぐ。2025年10月までに約782人へ投与され、アルツハイマー病ではFDAのファストトラック指定を受けている。
収入はまだほとんど立っていない。中心にあるのは飲み薬一剤で、有害なたんぱく質の塊が神経のつなぎ目に取り付くのを防ぎ、細胞を守るという設計。アルツハイマー病、レビー小体型認知症、加齢黄斑変性の三つで試験を進めてきた。
有害なたんぱく質そのものを壊しにいく主流薬とは別の道を選んでいるため、その仮説が試験で外れれば土台から崩れる。助成金頼みの構造は裏返せば脆く、国の研究予算が絞られれば試験の継続そのものが止まりかねない。
国の助成金を主な財布に据えることで、増資への依存を抑えながら複数の試験を同時に走らせてきた。2026年1月のFDAとの協議を経て、いまはレビー小体型認知症に伴う精神症状へ開発の重心を移そうとしている。
臨床試験の費用は米国国立老化研究所(NIA)の助成で累計$171Mを賄ってきた。この公的資金が続くかどうかが資金繰りの土台で、そのうえで中心の飲み薬が試験で効き目を示せるかが問われる。
この会社をどう読むか
Cognition Therapeuticsの臨床試験の費用は、その大半が税金から出ている。米国国立老化研究所(NIA)からの助成は累計$171Mに達し、小型バイオとしては珍しい財布の構造になっている。
薬の狙い方も主流とは逆向きだ。脳にたまる有害なたんぱく質を壊しにいくのではなく、神経側の受け手に働きかけて塊が取り付くのを防ぐ。同じ薬を認知症から目の病まで広げてきたが、目の病の試験は資源を温存するため自ら打ち切った。2026年1月のFDAとの協議を経て、いまはレビー小体型認知症の精神症状に的を絞ろうとしている。
バランスシート (要約)
資産 $48M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $34M(71%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$37M
- 他の流動資産$11M
- 固定資産$399K
- 流動負債$14M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −68.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$25M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
CGTX の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…