CHGG
Chegg大学教科書・課題の膨大なデータベースと、Q&A アーカイブ。ただしこの資産の価値は生成 AI の登場で急速に低下中。
大学生向けに教科書課題の解答、専門家による Q&A、テキスト(Chegg Study)、オンライン家庭教師、技能学習(Skills)をサブスクリプションで提供。2005年創業、2013年 IPO。ChatGPT(2022年末)登場前は米国大学生の定番オンライン学習サービスで、購読者数百万人。
ChatGPT 等の生成 AI で学生が Chegg を使わなくなる(既に 2023年以降で進行)。無料 AI ツールとの競争で有料サブスクの価値訴求困難。黒字化の遅延と資金消費。株価は ChatGPT 登場後に 90% 超下落した。
配当なし、コスト削減・事業縮小・買収候補探しの生存戦略。AI 機能(CheggMate)の投入で反撃を試みるが、効果は限定的。
ChatGPT・Claude・Gemini 等の生成 AI による代替、大学生数、教育支出、購読者のリテンション、そして自社 AI 機能の展開に依存。
この会社をどう読むか
Chegg は「生成 AI 革命に破壊された代表企業」として、投資家教育の事例になっている銘柄。
2022年末の ChatGPT 登場まで、大学生向け学習補助で独占的地位を持っていた。しかし学生は無料の ChatGPT に流れ、Chegg の購読者数は半減以下に急落。生き残りをかけて AI 機能を追加しているが、競争軸自体が変わってしまった「破壊された」企業の典型例。
バランスシート (要約)
資産 $278M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $120M(43%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
- 現金・現金同等物$31M
- 他の流動資産$90M
- 固定資産$156M
- 流動負債$141M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $377M
- 売上成長率
- −39.0%
- 粗利率
- 59.6%
- 営業利益率
- −31.0%
- 純利益率
- −27.4%
- ROE
- −86.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $15M
- フリーCF
- −$13M
- 営業CFマージン
- 4.1%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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