配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
住宅ローンをまとめた証券と、その回収の事務を担う権利を併せ持ち、金利の変動に強い組み合わせを目指す点が最大の特徴。とりわけ回収の権利を重く持つ。証券だけを持つ投資信託とは異なる、証券と回収の権利を組み合わせる小型の不動産投資信託の立ち位置にいる。
住宅ローンに関わる二つの資産を持ち、その収益で稼ぐのが事業の柱。一つは、多数の住宅ローンをまとめ、政府系の機関が保証する証券で、その利息を受け取る。もう一つは、住宅ローンの返済の受け取りや、督促といった事務を代行する権利で、これは金利が上がると価値が増す。借り入れを効かせて、これら二つの資産を組み合わせ、金利の変動に強い組み合わせを目指す。得た収益のほとんどを配当に回す。これらの証券の利息と回収の権利の収益で稼ぐ構造になっている。
金利の急な変動で、保有する資産の価値が大きく目減りする弱点を抱える。借り入れを効かせるため、価格の下落が自己の資本を一気に削る。金利が下がると、住宅ローンの繰り上げ返済が増え、回収の権利の価値が下がる。借り入れの調達の条件が悪化すれば、資産を投げ売りせざるを得ないこともある。高い配当を続けるため、資産の目減りが分配の余力を直に削る。
高い配当を続ける不動産投資信託の経営。現在の経営者が率いる。住宅ローンの証券と回収の権利の組み合わせの管理、借り入れの調達、金利の変動への備え、配当の維持を進める。証券と回収の権利の組み合わせと、配当の維持が、運営の中核になっている。
金利と、借り入れの調達、配当の余力に依存する。金利の動きが、保有する証券と回収の権利の価値の組み合わせに有利に働くか、借り入れの調達を安定して続けられるか、住宅ローンの繰り上げ返済が急増しないか、そして資産の価値を保ちつつ配当を続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $236M(15%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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