CHNR
China Natural Resources探鉱の許可しか持たない会社が、自社の規模をはるかに超える海外鉱山を買おうとしている点で他社と異質だ。売り手が支配株主という関連当事者取引でもあり、本業の小ささと案件の大きさが釣り合わない。
子会社のBayannaoer Miningが内モンゴル自治区のMoruogu Tong鉱区について探鉱の許可を持ち、鉛や銀などの非鉄金属を探している。ただしこの鉱区は収入を生む前の探鉱段階にあり、2023年7月に水処理事業を手放して以降、稼ぎのある事業は残っていない。
2023年2月、支配株主のFeishang Groupらからジンバブエのリチウム鉱山を持つWilliams Minerals社を買う契約を結んだ。だが当局の承認が整わず、締切は2023年末から2024年末、2025年末、2026年末へと三度延ばされている。決着しなければ、手形で払った手付けだけが残る。
買収の対価は半分が自社の制限付き株式、残り半分が約束手形か現金という設計で、2023年4月に3,500万ドルの手付けを手形で払った。会社は天然資源以外の分野でも新しい事業機会を探していると述べている。
収入源がないため、運転資金は支配株主のFeishang Groupと関連会社からの支援に頼っている。両社は資金繰りが立つまで貸付を回収しないと書面で表明しており、この支えが切れれば事業を続けられない。
この会社をどう読むか
China Natural Resourcesが内モンゴルに持つ鉱区には、まだ探鉱の許可しか下りていない。鉛や銀を探している段階で、収入は生んでいない。2023年7月に水処理事業を手放してからは、稼ぎのある事業がひとつも残っていない会社になった。
その状態のまま、支配株主から最大$1.75Bのジンバブエのリチウム鉱山を買う契約だけが生きている。締切は三度延ばされて2026年末になった。日々の運転資金もその支配株主が支えており、本業も買収案も同じ一人の判断に握られている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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