まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
安価で安定した電力と用地を確保し、それをビットコインの採掘と人工知能の計算の両方に生かせる点が強み。市況に左右される採掘から、需要が伸びるデータ基盤へ設備を転用できる柔軟さを持つ。大手と組んで計算基盤を提供する道を探り、暗号資産一辺倒の収益から広げようとする立ち位置にいる。
安価な電力を確保し、大規模な施設で計算機を動かしてビットコインを採掘し、得たビットコインを売って稼ぐのが収益の柱。電力を計算能力に変えて暗号資産を生み出す。近年は、確保した電力と用地を、人工知能の計算を請け負うデータセンターに転用する事業を育てようとしている。電力を暗号資産と計算需要に変えて稼ぐ構造を目指している。
ビットコイン価格が急落すると、採掘の採算が一気に悪化する。採掘の難易度が上がると、同じ電力で得られる暗号資産が減る。人工知能向けデータ基盤への転換には多額の先行投資がかかり、計画が遅れると資金繰りが厳しくなる。暗号資産への規制や、増資による株式の価値の希薄化も、リスクになりうる。市況の波が極端に荒い。
配当を出さず、資金を採掘設備の運用と、人工知能向けデータ基盤への転換投資に集中する経営。安価な電力を武器に、暗号資産の市況に頼る採掘から、人工知能の計算需要を取り込むデータ基盤へ軸足を移そうとしながら、稼ぐ力を高めようとする転換途上の方針が特徴になっている。
ビットコインの価格と、電力コスト、人工知能向けデータ基盤の立ち上げに依存する。ビットコイン価格が高いほど採掘の採算が良い。安く安定した電力を確保できるか、計算機を増やせるか、人工知能の計算需要を取り込むデータ基盤を大手と組んで立ち上げられるか、そして多額の設備投資を賄えるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $4.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $806M(19%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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