まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
自前の船を持たず、積む場所を借りて荷主に取り次ぐ身軽な仲立ちに徹し、上場の空箱の器から香港の海運の会社へと転じた点が最大の特徴。船や設備を抱える海運の大手とは異なる。自前の船を持たず海運の仲立ちをする超小型の会社の立ち位置にいる。
海の貨物の輸送の仲立ちが事業の柱。香港の子会社が、船を持つ会社から積む場所を借り受け、荷物を運びたい客に取り次ぐ。箱に詰めた貨物も、鉱石のような大量の貨物も扱い、日本や韓国、ベトナムを含むアジアの一帯を中心に手がける。自前の船を持たず、間に立って手数料を得る身軽な商いだ。これに加え、電子の部品を売ったり、助言の事業を手がけたりもする。これらの海運の仲立ちを中心に稼ぐ構造になっている。
海運の運賃が急に振れると、仲立ちの利幅が一気に細る弱点を抱える。運賃が崩れても、急騰しても痛手になりかねない。中国の輸出が減ったり、米中の貿易の摩擦が深まったりすれば、扱う荷が細る。世界の物流の大手に比べて規模が小さく、価格の交渉力に乏しい。もともと空箱の上場の器から転じた経緯があり、経営への信頼に乏しい。株式の併合や増資を重ねて持ち分が薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、海運の仲立ちの拡大と上場の維持を優先する経営。海運の業界で長く経験を積んだ経営者が率いる。海運の仲立ちの拡大と、扱う地域や鉱石の取引への広げ、中国に関わる規制への対応、増資による段階的な資金の調達を進める。海運の仲立ちと上場の維持が、運営の中核になっている。
海運の市況と、積む場所の確保、規制に依存する。海の輸送の運賃が大きく崩れずに保たれるか、船を持つ会社から積む場所を安定して借り受けられるか、アジアの輸出入の荷動きが続くか、そして中国に関わる会社への規制や上場の維持の壁をしのげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(95%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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