CION
CION Investment自社の運用に、著名な運用の大手を助言役に据えるという二重の運営の仕組みが最大の特徴。これにより、単独の運用の会社にはない、運用の大手の案件を見つける網につながる組成の力を持つ。長く非上場の投資会社として蓄えた分散した投資の先も、新興の会社にはない強みになる。一般の投資会社とは異なる、運用の大手と組む仕組みを持つ小型の投資会社の立ち位置にいる。
投資ファンドが支援する中堅企業に貸し出して、その利息を得るのが事業の柱。中心は、返済の順位が最も優先される担保付きの融資で、金利に連動して利息が変わる形を取るため、金利の上昇の局面で収入が増える。著名な運用の大手を助言役に据え、その案件を見つける網につながる独特の仕組みを持つ。返済の順位が下位の融資や、株式の持ち分も少数保有する。長く非上場の投資会社として運営した後、上場した。融資の利息で稼ぐ構造になっている。
景気の後退で、投資先の中堅企業の倒産が増え、貸し倒れが集中する弱点を抱える。金利が引き下げの局面に転じれば、金利に連動する利息の収入が直撃を受ける。同じく中堅企業に貸し出す大手の投資会社との、案件の獲得の競争で利回りが下がることもある。助言役の運用の大手との契約が見直される恐れもある。純資産を下回る価格での増資で持ち分が薄まることもある。
高い利回りの配当を、月ごとや四半期ごとに出す経営。共同の経営者が率いる。中堅企業の担保が優先される融資の組成と、助言役の運用の大手との協業、投資先の信用の品質の管理、安定した分配の維持を最優先に置く。上場の後の投資家の層の拡大と、市場での資金の調達の活用が、運営のテーマになっている。
中堅企業の案件と、運用大手との関係、金利に依存する。投資ファンドが支援する中堅企業の買収などの案件の量が保たれるか、助言役の運用の大手との関係が続いて案件を見つけられるか、金利に連動する利息の水準が保たれるか、そして投資先の信用が健全で焦げ付きを抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $708M(38%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$8M
- 長期借入金$1.1B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −2.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $77M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $78M
- 配当性向
- —
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