
景気敏感な事業で、配当も出す会社
油田の岩石や流体の分析と、生産の増強という、特定の技術の領域に特化した独立系の専門の地位が最大の強み。総合の油田サービスの大手とは異なり、特定の領域の技術の専門家として立つ。九十年近い歴史で積んだ分析の特許と、世界の五十を超える国の拠点が参入の壁になる。二酸化炭素の地中貯留の評価へも広げる、油田の分析に特化した独立系の立ち位置にいる。
石油やガスの会社に、油田の評価と生産の最適化の技術サービスを提供するのが事業の柱。柱は二つで、油田の岩石や、原油やガス、水の物性を測り、地層の性質を分析する事業と、回収を高める手立てや、坑井の仕上げの設計を支える生産の増強の事業からなる。独自の測定の技術と特許を武器にする。世界の五十を超える国に拠点を持ち、大手や国営の石油会社を顧客とする。技術サービスの提供で稼ぐ構造になっている。
原油価格の長期の低迷は、世界の探鉱や開発の活動を縮小させ、深海や液化天然ガスのプロジェクトの中止を招く弱点になる。規模で勝る総合の油田サービスの大手との、地層の分析を巡る競争もある。北米のシェールの活動の頭打ちも逆風になる。二酸化炭素の地中貯留の新しいサービスの本格的な収益化には時間がかかる。石油会社の再編による発注の集中もある。
配当を出しながら、特許の技術を生かした独立系の専門のサービスを提供し、世界の拠点の網を保つ経営。法人を米国へ移して、税の効率と投資家の接点を高めた。原油価格の波に振られつつ、地層の分析と生産の増強の技術に特化し、二酸化炭素の地中貯留という新しい長期の領域にも投資する方針が特徴になっている。
原油価格と、探鉱開発、技術の優位に依存する。原油や天然ガスの価格が高く世界の探鉱や開発の活動が活発か、大手や国営の石油会社からの発注が続くか、独自の測定の技術と特許の優位を保てるか、そして二酸化炭素の地中貯留の評価といった新しい領域を立ち上げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $584M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $266M(46%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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