CLBK
Columbia Financial株式の約半分を相互会社が保有する独特の資本構造を持ち、買収の標的になりにくい一方で、将来の完全株式化が価値実現の機会になりうる点が特色。百年近い歴史で地域に根を張り、住宅ローンの貯蓄銀行に商業銀行の機能も加えた。近隣銀行の買収で規模を広げる、地域密着の地銀の立ち位置にいる。
ニュージャージー州の中北部を中心に、住宅ローンを軸に、商業向けの融資や商業用不動産、消費者向けの貸出と預金を担うのが収益の柱。傘下の保険代理店の手数料も補う。長年の地域密着で集めた預金を元手にする。株式の約半分を相互会社が保有する独特の資本構造を持ち、住宅ローン中心の堅実な貯蓄銀行として地域で稼ぐ構造になっている。
都市部のオフィス向けなど商業用不動産への融資は、空室率の上昇局面で焦げ付きが増える。金利の急変は利ざやと保有する債券の評価を揺らす。景気後退で地元経済が冷えれば、融資の質が悪化する。相互会社の支配を解いて完全に株式化する際には、新株の発行で持ち分が薄まる可能性がある。
配当を出しながら、保守的な融資の規律と地域密着の文化を保つ経営。相互会社の支配の下で、無理な拡大より地盤の深耕を優先してきた。近隣銀行の買収で規模を高めつつ、将来の完全株式化という経営判断もにらむ慎重な運営が特徴になっている。
地域経済と、住宅市場、金利水準に依存する。ニュージャージーの企業と家計が借入を続けるか、地元の住宅市場が堅調か、金利の変動を利ざやの管理でこなせるか、そして発表した近隣銀行の買収による規模拡大をうまく統合できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $11B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$341M
- 長期借入金$1.2B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 4.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $68M
- フリーCF
- $59M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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