
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
アレルギーや炎症の引き金になる免疫細胞そのものを抑えるという、信号の一部を抑える既存薬とは異なる大もとへの発想が最大の強み。一つの抗体で、じんましんから皮膚炎、食道の炎症、ぜんそくまで幅広い病気に展開できる可能性を持つ。最終段階まで進めた主力候補を軸に、独自の仕組みに賭けるバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬がなく売上はほとんどない開発段階の会社で、当面の資金は新株の発行で賄う。狙うのは、じんましんや皮膚炎、食道の炎症などアレルギーや炎症の引き金になる免疫細胞そのものを減らす抗体。従来の薬が信号の一部を抑えるのに対し、大もとの細胞に働きかける発想を取る。主力候補は最終段階の試験に進んでおり、承認にこぎ着けて販売することで、いずれ稼ぐ構造を描く。
最終段階の主力候補が試験で効き目や安全性を示せなければ、価値の大半が一度に失われる。免疫細胞そのものを抑える仕組みは、長く使った際の血液への影響が懸念される。既存の有力なアレルギー薬との明確な違いを示せなければ埋もれる。承認まで新株の発行が続き、既存株主の持ち分が薄まる。
配当を出さず、限られた資金を主力候補の最終試験と複数の病気への適応の拡大に集中させる経営。手元資金の管理を保ちつつ、承認後の自社販売か大手との提携かの選択肢を準備する。一つの抗体を幅広い病気へ広げる戦略で成長の幅を作る方針が特徴になっている。
主力候補の試験結果と、承認、競合との差に依存する。最終段階に入った主力候補が慢性のじんましんで効き目と安全性を示せるか、当局の承認を得られるか、既存の有力なアレルギー薬との違いを示せるか、そして承認まで開発を続ける資金を保たせられるかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $583M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $527M(90%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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