CLPR
Clipper Realty全国に物件を散らす大手住宅REITと違い、2つの区の数棟に絞り、取得から日々の管理までを自前で回す。前身の不動産会社を2002年以降に立ち上げた経営陣が、上場後も同じ顔ぶれで残っている。
収入は入居者から受け取る賃料。多くのREITと違って物件管理を外部会社に委託せず自社でこなすため、管理手数料が社外に出ていかない。
2025年5月にマンハッタンの10 West 65th Streetを売った際は、建物評価の減損として$33.8Mを一度に計上した。ニューヨーク市が家賃規制を強めれば、規制のかかる集合住宅からの収入は頭打ちになる。
前身の不動産会社を作った経営陣がそのまま指揮を執り続ける。物件の入れ替えは選別的で、2025年は1棟の売却代金を抵当ローンの完済に充てた。
保有はマンハッタンとブルックリンの数棟に集中し、賃料水準と空室率、そして借入金利がそのまま数字に出る。2025年には1棟を売って抵当ローンを完済しており、金利負担への感度がうかがえる。
この会社をどう読むか
Clipper Realtyの経営陣は、2002年以降にニューヨークで作った不動産会社を、そのまま上場会社に持ち上げてきた人たちだ。物件の管理も外部の運営会社に出さず、自社で抱えている。
そのぶん管理手数料は社外に流れないが、保有はマンハッタンとブルックリンの数棟に寄っている。2025年5月には10 West 65th Streetを売り、$33.8Mの減損を計上したうえで抵当ローンを完済した。
バランスシート (要約)
資産 $1.2B を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。営業利益が支払利息に届いていない
- 現金・現金同等物$31M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $153M
- 売上成長率
- 3.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 2.7%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $23M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 14.7%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $18M
- 配当性向
- —
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