景気敏感な事業で、配当も出す会社
大型エンジンで世界中の現場に深く根を張ったブランドと、エンジンを納めた後の部品・整備で長く稼げる事業基盤が強み。厳しい排ガス規制に対応する技術力が、参入障壁と買い替え需要を生んでいる。
トラックやバス、建設機械、発電機などに使う大型エンジンと、その関連部品の販売が収益の柱。エンジンを納めた後の交換部品や整備という継続収入も大きく、機械が動き続ける限り需要が出る構造になっている。新しい動力源の開発にも投資している。
景気後退でトラックや建機の需要が冷えると、エンジンの販売が大きく落ち込む。脱炭素の流れでディーゼルエンジンの長期需要に不安が出たり、新しい動力源への移行が遅れたりすると、将来の重しになる。
安定した増配で株主に報いつつ、新しい動力源の開発へ投資する経営。ディーゼルエンジンで稼いだキャッシュを、電気や水素といった次世代の動力技術へ振り向け、脱炭素の流れに備える方針が特徴。
トラックや建機の需要と、製造・物流の景気に依存する。新しい排ガス規制への対応や、脱炭素で求められる電気・水素など新しい動力源への移行をどれだけ進められるかが、長期の成長を左右する前提になる。
資産 $34B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $12.3B(36%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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