Cummins は、トラックや建設機械向けの大型ディーゼルエンジンを作る世界大手の老舗だ。
世界中の現場に根を張ったブランドと、エンジンを納めた後の部品・整備で長く稼げる構造が底堅さを支える。一方で、脱炭素の流れはディーゼルエンジンの長期需要に不安を投げかけており、電気や水素といった新しい動力源への移行が大きな課題だ。CMI を読むときは、景気に連動するエンジン需要の波と、脱炭素という構造変化にどう対応するかを合わせて見るとよい。

大型エンジンで世界中の現場に深く根を張ったブランドと、エンジンを納めた後の部品・整備で長く稼げる事業基盤が強み。厳しい排ガス規制に対応する技術力が、参入障壁と買い替え需要を生んでいる。
トラックやバス、建設機械、発電機などに使う大型エンジンと、その関連部品の販売が収益の柱。エンジンを納めた後の交換部品や整備という継続収入も大きく、機械が動き続ける限り需要が出る構造になっている。新しい動力源の開発にも投資している。
景気後退でトラックや建機の需要が冷えると、エンジンの販売が大きく落ち込む。脱炭素の流れでディーゼルエンジンの長期需要に不安が出たり、新しい動力源への移行が遅れたりすると、将来の重しになる。
安定した増配で株主に報いつつ、新しい動力源の開発へ投資する経営。ディーゼルエンジンで稼いだキャッシュを、電気や水素といった次世代の動力技術へ振り向け、脱炭素の流れに備える方針が特徴。
財務はおおむね健全です。一部の指標に改善の余地があります。
前年比。3年の年平均は 6.2%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Cummins は、トラックや建設機械向けの大型ディーゼルエンジンを作る世界大手の老舗だ。
世界中の現場に根を張ったブランドと、エンジンを納めた後の部品・整備で長く稼げる構造が底堅さを支える。一方で、脱炭素の流れはディーゼルエンジンの長期需要に不安を投げかけており、電気や水素といった新しい動力源への移行が大きな課題だ。CMI を読むときは、景気に連動するエンジン需要の波と、脱炭素という構造変化にどう対応するかを合わせて見るとよい。
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