景気敏感な事業で、配当も出す会社
世界最大級の岩塩の鉱山と、塩水を天日で蒸発させて低い費用で作る特殊な肥料という、二つのほかにない資産を持つ点が最大の強み。道路の融雪用の塩では首位級のシェアを持つ。塩や肥料の大手とは異なる独自の資産を生かし、本業への集中で立て直しを進める、塩と肥料の鉱業の立ち位置にいる。
地中や海水から採れる塩と鉱物を作り、売るのが事業の柱。柱は二つで、世界最大級の岩塩の鉱山などから採る、道路の凍結を防ぐ融雪用の塩や、食塩、工業用の塩の事業と、塩水を天日で蒸発させて作る、果樹や野菜向けの特殊な肥料の事業からなる。本業に集中するため、過去に手を広げた周辺の事業は整理した。塩と肥料の販売で稼ぐ構造になっている。
売上の柱である融雪用の塩は、暖冬で降雪が少ないと需要が一気に減る、天候頼みの弱点を抱える。特殊な肥料の世界の価格の変動や、塩水を採る湖の水位の低下も生産を揺らす。塩や肥料の大手との価格の競争も激しい。過去に手を広げて撤退した事業の損失も抱えた。本業への集中の立て直しが進まなければ、信頼が揺らぐ。
配当を出しながら、塩と作物の養分という本業に集中する経営。過去に手を広げた周辺の事業から撤退し、費用の管理と借入の削減を進める。天候に左右される融雪用の塩の波に備えつつ、ほかにない鉱山と肥料の資産を生かして、本業の収益性の向上を重んじる方針が特徴になっている。
冬の降雪と、肥料の価格、本業集中に依存する。米国中西部やカナダの冬の降雪量が、道路の融雪用の塩の需要を支えるか、食塩や工業用の塩の需要が保たれるか、特殊な肥料の世界の価格と、塩水を採る湖の水位が生産を支えるか、そして本業への集中で立て直しを果たせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $234M(15%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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