
CNEY
CN Energy Group活性炭はリン酸などの薬品で作るのが一般的だが、この会社は蒸気で炭にする方式を選び、同じ工程から電気も取り出している。ただし2025年10月に始めた米国のロボット販売は、この工程と何ひとつ接点がない。
伐採で出る端材や細い薪、木くずを蒸気で炭にする工程から、木質活性炭と発電用の電気を同時に取り出す。炭は江蘇省や上海などの卸売業者と加工業者に卸し、食品飲料や医薬、環境保護の現場で使われる。
売上のほぼ全額が活性炭に偏り、売り先は中国国内の卸売業者に集中していて値決めの主導権がない。生産量が細れば設備の稼働率が落ち、純損失は3期続けて膨らんでいる。2025年に始めた米国のロボット販売が空振りすれば、費用だけが残る。
子会社を売っては買う組み替えが多く、事業の顔ぶれが年ごとに入れ替わる。2025年だけでも傘下企業の売却、インドネシアの事業会社の取得、米国でのロボット子会社の開業が続いた。
端材をいくらで集められるかと、卸値と製造量の水準で決まる。活性炭の販売量は2025年9月期に31,237トンと前期の43,989トンから落ち、売上も3年で$57.9Mから$35.6Mへ縮んだ。この下げ止まりが最初の焦点になる。
この会社をどう読むか
木くずを炭に変える中国の素材会社、という一行では、いまの決算書は読めない。売上は3年で$57.9Mから$35.6Mへ落ち、純損失のほうは逆に膨らみ続けている。
主力の活性炭は中国国内の卸売業者に流す薄利の商売で、値決めの主導権はこちらにない。2025年にはインドネシアの事業会社を買い、米国では物流や配膳のロボットを売り始めており、炭の数字と同じくらい次の手の行方を見ておく銘柄だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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