2024年12月にChevronのアルバータ資産を$6.5Bで取得し、AOSP(アサバスカ油砂プロジェクト)の持ち分を90%まで引き上げた。2025年にはShellとの資産交換で残る10%も取り、AOSPの鉱山は100%が自社の操業になっている。
合成原油、油砂の採掘ビチューメン、天然ガス、軽質・中質原油とNGL、熱回収ビチューメン、重質原油と、性質の違う商品を幅広く持つ。品目が分散しているぶん、その時々で採算の良い側へ資本を寄せて掘れるのが稼ぎ方の芯にある。
原油価格が急落すれば利益は一気に細る。重質油は輸送に制約が出ると値引きを飲まされやすく、油砂の採掘は排出量が多いため環境規制の強まりも重荷になる。
長く産出が続く資産を大型の取得で積み増しながら、掘る費用の低さを保つことを優先する。配当は続けている。
原油と天然ガスの相場、産出量、そして採掘と輸送にかかる費用で損益が決まる。カナダ産の重質油は米国湾岸まで運ぶ経路の確保が要り、Flanagan SouthやKeystone Baseといったパイプラインの枠を押さえて出口を作っている。
この会社をどう読むか
Canadian Naturalは1973年にAEX Minerals Corporationという名で設立された会社だ。いまはアルバータを拠点に、カナダ有数の産出量を持つ。
近年の動きは、絞り込みではなく買い集めだ。2024年12月にChevronのアルバータ資産を$6.5Bで取得し、AOSPの持ち分は90%になった。2025年にはShellとの交換で残りも取り、鉱山は100%が自社のものになっている。一度設備を建てれば長く掘り続けられる油砂の権益を、細切れの共同保有から自社の一体運営へ寄せていく動きが続いている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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