配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
一般的なマルチビーム式ソナーは海底の地形を描くためのもので、動く物体は映せない。Echoscopeはそれを濁った水中でその場で立体化でき、しかも設計から製造まで社内で完結している。
看板はEchoscopeソナーと、潜水士の視界に情報を映すDAVDで、海底工事や軍の潜水作業で使われる。これに1977年創業の防衛部品事業と、2024年に買収した英国の音響計測会社による校正サービスが加わる。
防衛部品は元請けの都合で発注の波が大きく、顧客の少なさがそのまま業績の振れになる。海洋工事の予算が絞られれば、看板のソナーの受注も同時に鈍る。
三つの事業を並列に置かず、顧客と技術を重ねて一体で運ぶ。自社が設計した部品はそのまま単独調達先になる防衛事業を、収入の安定した土台として扱っている。
海洋工事と防衛の予算、そして少数の元請けとの関係で決まる。連結売上の2〜3割はレイセオンやノースロップ・グラマンなど一握りの防衛元請けから来ており、そこが細ると響きが大きい。
資産 $64M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $58M(90%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…