Compass Diversified は、米国の中堅企業を分散して買収し、長く保有して運営を改善する上場の持株会社だ。
最大の特徴は、投資ファンドと違い期限を切らず中堅企業を長く保有する永続の資本という構造と、八社から十二社への分散による一社への依存の低さ、保有先の上場による売却の益にある。一方で消費者の裁量の支出の冷え込みで消費財の保有先が同時に減益になる弱点や、高級宝飾の景気への敏感さ、買収と売却のタイミングの失敗、外部の運用の会社への報酬と利害の対立が弱みになる。CODI を読むときは、保有先の業績と消費の動向、買収と売却を軸に見るとよい。

