まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
遺伝子を増やして見つける検査で起きやすい誤った陽性を、独自の設計で抑える技術と、それを診療所や家庭でも使える小型の機器に載せて広げる狙いが最大の特徴。大手の検査の機器とは違う隙間を狙う。遺伝子を増やして病原体を見つける検査に絞る小型の会社の立ち位置にいる。
遺伝子を増やして病原体を見つける検査の試薬を売るのが事業の柱。検体に含まれるごく僅かな遺伝子を、繰り返し増やして見つけ出す検査では、誤って陽性と出る取り違えが起きやすい。これを独自の設計で抑えるのが持ち味で、感染症の流行をきっかけに伸びた。流行が去った後は売上が大きく細り、結核やマラリア、肝炎などの幅広い病原体の検査へ広げる。さらに、診療所や家庭でも使える小型の検査の機器の開発に賭ける。これらの検査の試薬や機器の販売で稼ぐ構造を描く。
流行が去り、稼ぎ頭だった検査の需要が大きく細った弱点を抱える。幅広い感染症の検査は、すでに大手が市場を握り、割って入るのは難しい。賭けている小型の機器は、承認が遅れたり、診療所や家庭での検査の市場そのものが思うように立ち上がらなかったりする恐れがある。大手が同じ市場に乗り出せば、差を失う。赤字が続き、現金が細れば増資で持ち分が薄まる。
配当を出さず、検査の試薬の販売と新しい機器の開発を優先する経営。現在の経営者が率いる。幅広い感染症の検査の販売と、診療所や家庭で使える小型の機器の承認の取得、新たな病原体の検査の開発、増資による段階的な資金の調達を進める。新しい機器の開発への集中が、運営の中核になっている。
検査の需要と、新しい機器の承認、競合に依存する。流行が去った後も幅広い感染症の検査の需要を取り込めるか、診療所や家庭で使える小型の機器の承認を得て市場を立ち上げられるか、検査の大手との差を保てるか、そして開発の続くなか資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $25M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $21M(83%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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