COLB
Columbia Banking System北西部の地域密着という出自を残しながら、2025年の買収でカリフォルニアという大きな市場に一気に足場を築いた点が他の地方銀行と違う。傘下には商業設備のリース会社FinPacも抱え、貸出以外の収益源も持つ。
預金を集めて企業や個人に貸し出し、その利ざやで稼ぐオレゴン州法人の銀行。2025年8月にパシフィック・プレミアを買収し、9月から「コロンビア・バンク」の一枚看板に統一、地盤はワシントンやオレゴン中心から西部一帯の計8州に広がった。
景気後退で融資先の経営が悪化すれば、貸し倒れが増えて損失が膨らむ。金利の急変は利ざやを圧迫し、預金の流出を招くこともある。商業用不動産向け融資の焦げ付きや、買収した銀行の統合が計画より難航する展開も業績を鈍らせる。
拡大した8州の店舗網を「コロンビア・バンク」という統一ブランドで束ねる作業に、いまは手を割いている。地域の中小企業との関係を軸にした手堅い融資姿勢は、買収の前後で変えていない。
地盤とする西海岸一帯の景気と金利水準、融資先の健全さに業績が依存する。買収した銀行の勘定系や人員をどれだけ滑らかに一本化できるかも、統合直後の収益を左右する。
この会社をどう読むか
Columbia Banking Systemは、米国北西部を地盤にしてきた地方銀行だが、2025年8月にパシフィック・プレミアを買収して様相が変わった。9月からは店舗も商品も「コロンビア・バンク」の一枚看板に統一されている。融資と預金の主戦場は、ワシントンとオレゴンからアリゾナやカリフォルニアを含む8州へ広がった。
稼ぎ方自体は昔ながらの銀行業で、預金を集めて企業や個人に貸し出す利ざやが中心だ。買収で手に入れたカリフォルニアの市場は大きいが、拡大した店舗網と人員を一つの銀行としてどう動かすかが当面の課題として残る。
バランスシート (要約)
資産 $66.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.8B(12%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$2.4B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $177M
- 売上成長率
- 18.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 310.7%
- ROE
- 7.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $746M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 421.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $335M
- 配当性向
- 60.9%
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