Cooper-Standard は、自動車のドアなどの隙間をふさぐシールと、燃料やブレーキの流体を運ぶ配管の部品を、世界の主要な自動車メーカーに供給する会社だ。
最大の特徴は、シールと流体の部品の両方を一社で束ねて供給する点と、シールの部品での世界首位の地位、世界の二十カ国に百を超える拠点による分散にある。一方で世界の自動車の生産の落ち込みが弱点で、電気自動車への移行による燃料やブレーキの配管の需要の構造的な急減、専業との価格競争、原材料の価格の急騰や関税、重い借入と希薄化も弱みになる。CPS を読むときは、自動車の生産とメーカーの調達、電気自動車への移行を軸に見るとよい。

