CPSH
CPS Technologies火星探査車やGPS衛星、空母の強みステーションといった失敗が許されない用途に採用実績を持つ点が際立つ。汎用素材メーカーとは違い、性能と信頼性が最優先される極小市場に的を絞る。
主力は金属マトリックス複合材(MMC)で、放熱性と軽さを両立させる特注部品を電子・防衛・航空宇宙向けに個別受注で作る。あわせて衛星や航空機向けの気密パッケージ、米海軍の空母に採用された軽量装甲HybridTech Armorも手がけ、いずれも受注に応じた一点物の生産で稼ぐ。
上位顧客の発注が減れば売上への影響が大きく、量産に向かない一点物の性質上、規模の拡大にも限界がある。研究助成の縮小や、素材の優位性を追い抜く新技術の登場も逆風になる。
独自製法(QuicksetとQuickCast)を軸に、政府の研究助成を積極的に取り込みながら新用途を開拓する経営。2022年からSBIR/STTRへの参加を再開し、2025年までに13件の助成を獲得した。
少数の大口顧客からの受注と、防衛・電子業界の設備投資、そして政府のSBIR/STTR研究助成の継続に依存する。2025年は上位3社で売上の6割強を占め、商用向けが8割、防衛向けが2割を占めた。
この会社をどう読むか
1984年創業のCPS Technologies は、地味な素材メーカーに見える。だがその部品はNASAの火星探査車、GPS衛星、そして米海軍の空母にまで載っている。
金属とセラミックスを混ぜたMMCという素材で、熱をよく逃がしながら軽さと強度を保つ部品を作り、失敗の許されない用途に食い込んできた。ただし顧客は偏っていて、2025年は上位3社だけで売上の6割強を占める。量産に向かない一点物の商売である以上、伸びるかどうかは大口の当たり外れが決める。
バランスシート (要約)
資産 $30M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $25M(83%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$20M
- 固定資産$5M
- 流動負債$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $33M
- 売上成長率
- 54.3%
- 粗利率
- 16.2%
- 営業利益率
- 1.4%
- 純利益率
- 1.3%
- ROE
- 1.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $244K
- フリーCF
- −$487K
- 営業CFマージン
- 0.7%
- 現金ランウェイ
- 約9年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
CPSH の掲示板
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