
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社

複数の拠点に分散する同業と違い、ひとつの巨大施設と長期契約という組み合わせに事業のすべてを預けている。相場ではなく契約の履行そのものが売上になる設計だ。
ルイジアナ州カメロン郡のサビーンパスに、年3,000万トン超の液化能力を持つ世界最大級のLNG基地を構える。5基の貯蔵タンクと3つの係留設備を備え、94マイルの専用パイプラインで内陸のガス田とつながる。長期契約は平均であと13年ほど残り、生産予定量の約85%はすでに売り先が決まっている。契約の多くは相手が引き取らなくても固定料金が入る仕組みだ。
基地がひとつしかないため、ハリケーンで設備が止まれば輸出そのものが止まる。契約相手の信用が傷めば固定料金は入らない。米国内の天然ガス価格が急騰すれば原料の仕入れが利益を削る。世界各地で新しい輸出基地が動き出せば、次の契約更新で条件は厳しくなる。
得た利益の大半を投資家へ分配し、運営は親会社Cheniere Energyの経営陣が兼務する。基地の稼働率と契約更新の管理に手を集中させている。
契約相手が約束どおり代金を払い続けられるか、基地を止めずに動かし続けられるか。この2つが揃っている限り、業績は天然ガス相場とは切り離されて動く。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
読み込み中…