景気敏感な事業で、配当も出す会社
過酷な現場で使われる流体制御の機器と、航空機向けの部品という、いずれも専門性が高く参入の難しい分野に特化する点が強み。一度採用されると長く使われ、補修・交換部品の繰り返し需要で安定した収益を得る。高い技術と信頼で高い利益率を保ち、複数の産業に分散した立ち位置にいる。
液体や気体の流れを制御するバルブやポンプ、計測機器と、航空機・防衛向けの部品の販売が収益の柱。化学プラントや発電、製薬といった過酷な現場で使われる流体制御の機器と、航空機の電源や着陸装置などの部品を手がける。専門性が高く他社がまねしにくい産業部品を、幅広い産業に供給して稼ぐ構造になっている。
景気後退で製造業や化学、発電の設備投資が絞られると、流体制御の機器の販売が落ち込む。航空機の生産の停滞や運航の落ち込みは、航空部品の需要を細らせる。原材料費の上昇や、供給網の混乱、特定の産業向けの需要の偏りも、収益の重しになりうる。設備投資と航空需要の波に業績が振られる。
配当を出しつつ、技術開発と、買収による事業拡大、効率的な生産に力を入れる経営。設備投資や航空需要で振れる販売を、補修・交換部品の繰り返し需要と複数産業への分散で和らげ、専門性の高い産業部品で高い利益率を保ちながら稼ぐ方針が特徴になっている。
製造業や発電、化学の設備投資と、航空機の生産・運航の活発さに依存する。各産業の設備投資が活発か、航空機の生産や需要が伸びるか、技術で他社に差をつけ高い価格を保てるか、そして補修・交換部品の繰り返し需要を取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.1B(53%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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