California Resources は、カリフォルニア州内だけで石油と天然ガスを生産する独立系だ。
強みは、環境規制の最も厳しい州で生き残った専業として、州内価格の上乗せと既存インフラを独占的に使える点にある。枯渇油田を炭素の貯蔵庫に変える炭素貯留や、自前の発電所を生かしたデータセンター向け電力供給など、石油の先の収益源も育てている。一方で油価の急落は本業を直撃し、州の掘削規制が強まると生産の先細りが避けられない。炭素貯留は許認可と政策支援次第で、政権交代による税優遇の縮小は採算を崩す。CRC を読むときは、油価と州の規制、炭素貯留と電力契約の進み具合を軸に見るとよい。

