CREX
Creative Realities看板屋でありながら、広告媒体の売り手でもある。画面の設計と据え付けを請け負い、そのまま日々の運用を預かり、置いた画面を広告枠として売るところまで自社で通す。
画面や機器を売って据え付ける一度きりの収入に、設置後の保守や配信を任される契約料が重なる。さらに自社のAdLogicとCPM+という広告技術を使い、顧客企業の店内画面に広告を挟んで広告収入も得る。
看板を作って据え付ける仕事は案件ごとの波が大きく、大口の顧客が離れると業績が一気に振れる。買収を重ねてきたぶん、異なる仕組みを一つにまとめる負担も残る。広告枠を売る事業はまだ育ちきっていない。
全米に散る設置先はケンタッキー州ルイビルの運用拠点から遠隔で支え、現場が必要なときだけ技術者を送る。買収で規模を広げつつ、広告技術への投資で収入の質を変えようとしている。
小売やレストランが店舗にどれだけ投資する気でいるか、そして押さえた広告枠を実際の広告主へ売り切れるか。この二つが収入の伸びを決める。
この会社をどう読むか
Creative Realitiesの電子看板は、小売店やレストラン、スタジアム、金融機関の窓口など、日常のあちこちに置かれている。買収を重ねて、画面の設計から据え付け、日々の運用までを一社でまとめて請け負う体制を作ってきた。
近年力を入れているのは、その画面を広告枠として売る仕組みだ。自社のAdLogicとCPM+という技術で店内の画面に広告を挟み、顧客企業から広告収入を得る。機器を売って終わりだった看板の商売を、置いた後も稼ぐ商売へ組み替えている最中にある。
バランスシート (要約)
資産 $151M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $21M(14%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$2M
- 他の流動資産$32M
- 固定資産$117M
- 流動負債$39M
- 長期借入金$40M
- 短期借入金$4M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $57M
- 売上成長率
- 12.5%
- 粗利率
- 44.9%
- 営業利益率
- −15.5%
- 純利益率
- −14.5%
- ROE
- −38.5%
- ROIC
- −10.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$8M
- フリーCF
- −$8M
- 営業CFマージン
- −13.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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