まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
雲の上の仕組みで映像を人工知能が見張り、市販のカメラをそのまま生かしながら、遠くの担当者の即応まで一式でつなぐ点が最大の特徴。集合住宅に的を絞る。人工知能で映像を見張る防犯の仕組みを売る超小型の会社の立ち位置にいる。
防犯のための映像の見張りの仕組みを、月々の利用料で貸すのが事業の柱。建物に付いたカメラの映像を、雲の上の仕組みに集め、人工知能で人や車、不審な動きを見分ける。怪しい動きを捉えると、遠くにいる訓練を受けた担当者が、その場で声をかけたり通報したりして即応する。集合住宅や商業の施設、建設の現場、物流の拠点などに納める。市販のカメラをそのまま生かせる点を売りにする。これらの月額の利用料で稼ぐ構造を描く。
自前のカメラと見張りを一式でそろえる先行の競合に、押される弱点を抱える。家庭向けの安い見張りの機器が、下の層から侵食する恐れもある。顔を見分ける技術には、地域によって厳しい規制がかかる。遠くの担当者が即応する仕組みは、人手の費用がかさむ。会社の規模が小さく、赤字が続く。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まり、上場の維持も危うい。
配当を出さず、見張りの仕組みの販売と顧客の獲得に賭ける経営。共同で創業した経営者が率いる。人工知能の見張りの販売と、遠くの担当者による即応の体制の拡大、集合住宅の顧客の獲得、増資による資金繰りの管理を進める。映像の見張りへの集中が、運営の中核になっている。賭けの色が濃い。
見張りの仕組みの採用と、月額の契約の積み上げ、競合に依存する。集合住宅や施設が人工知能の見張りを取り入れるか、月々の契約を増やし続けられるか、自前のカメラと組み合わせる先行の競合との差を保てるか、そして収入が乏しいなか増資で資金繰りをつなげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $10M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9M(88%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
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