Cisco は、企業やデータセンターをつなぐネットワーク機器の老舗で、いまは「一度きりの機器売り」から「続く課金」への転換を進めている会社だ。
長年かけて企業ネットワークで高いシェアと信頼を築き、その現場の強さが安定した稼ぎを支えてきた。ただ機器販売は波があるため、ソフトの継続課金やセキュリティといった定額収入へ重心を移している。Cisco を読むときは、成熟ゆえの安定した還元と、継続課金型への移行がどこまで進んだかを、合わせて見るとよい。

企業ネットワークで長年築いた高いシェアと、現場に深く入り込んだ信頼が強み。機器に加えてソフトやセキュリティまで束ねて提供でき、継続課金へ移しやすい立ち位置を持つ。
企業やデータセンターをつなぐネットワーク機器の販売が伝統的な収益の柱。近年は、その機器を使うためのソフトの継続課金や、セキュリティ・監視サービスの定額収入へと収益の重心を移している構造になっている。
企業のIT予算が絞られると、機器の需要が鈍る。クラウド大手が自前で通信網を持つ流れや、専業の競合との競争が、老舗の主力事業を少しずつ削るリスクになる。
連続増配と大規模な自社株買いで株主に厚く還元する成熟企業らしい姿勢。買収でセキュリティやソフトの領域を補い、機器売りから安定した継続課金型へ事業を組み替えてきた。
財務はおおむね健全です。一部の指標に改善の余地があります。
前年比。3年の年平均は 3.2%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Cisco は、企業やデータセンターをつなぐネットワーク機器の老舗で、いまは「一度きりの機器売り」から「続く課金」への転換を進めている会社だ。
長年かけて企業ネットワークで高いシェアと信頼を築き、その現場の強さが安定した稼ぎを支えてきた。ただ機器販売は波があるため、ソフトの継続課金やセキュリティといった定額収入へ重心を移している。Cisco を読むときは、成熟ゆえの安定した還元と、継続課金型への移行がどこまで進んだかを、合わせて見るとよい。
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