まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
安定したIT役務と、高速の通信の部品や高性能の計算機という独自のニッチな製品を、併せ持つ点が最大の特徴。役務で安定を、製品で利ざやを得る二本立てを取る。役務だけ、あるいは製品だけの会社とは異なる、両方を併せ持つ超小型の老舗の立ち位置にいる。
二つの軸で稼ぐのが事業の柱。一つは、企業向けに、機器の組み合わせや、安全の対策、運用の代行、雲の利用の支援を提供する、安定したIT役務の事業。もう一つは、高速の通信を担う独自の部品や、用途を絞った高性能の計算機を、自ら設計して売るニッチな製品の事業。役務で安定した収入を得つつ、自社の製品で利ざやを稼ぐ。長い歴史を持ち、配当を続ける。これらのIT役務と自社の製品の販売で稼ぐ構造になっている。
企業のIT支出が冷えれば、役務の事業が細る弱点を抱える。自社の高性能の製品は、用途が限られ、少数の顧客に偏りやすい。IT統合や運用の代行は、規模に勝る大手との価格の争奪が激しい。長い歴史ゆえ、古い事業を抱える重さもある。役務は利ざやが薄く、利益が伸びにくい。技術の移り変わりに乗り遅れる恐れもある。
配当を続ける堅実なITの老舗の経営。現在の経営者が率いる。IT役務の提供と、ニッチな自社の製品の開発、安定した利益の確保、配当の維持を進める。役務と製品の二本立てと、配当の維持が、運営の中核になっている。
企業のIT支出と、自社の製品の受注、利ざやに依存する。企業がITの統合や運用の代行への支出を保つか、ニッチな自社の製品の受注が続くか、安定した役務の利益を保てるか、そして配当を続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $71M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $45M(63%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
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