CSP Inc は、企業向けのIT統合や運用の代行と、独自の高性能の計算機や通信の部品という、二つの軸を持つ超小型の老舗だ。
最大の特徴は、安定したIT役務と、高速の通信の部品や高性能の計算機という独自のニッチな製品を併せ持つ点にある。一方で企業のIT支出の冷え込みが弱点で、自社の製品の用途の限られた狭さと顧客の偏り、規模で勝る大手との価格の争奪、古い事業の重さ、薄い利ざやも弱みになる。CSPI を読むときは、企業のIT支出と自社の製品の受注、利ざやを軸に見るとよい。

安定したIT役務と、高速の通信の部品や高性能の計算機という独自のニッチな製品を、併せ持つ点が最大の特徴。役務で安定を、製品で利ざやを得る二本立てを取る。役務だけ、あるいは製品だけの会社とは異なる、両方を併せ持つ超小型の老舗の立ち位置にいる。
二つの軸で稼ぐのが事業の柱。一つは、企業向けに、機器の組み合わせや、安全の対策、運用の代行、雲の利用の支援を提供する、安定したIT役務の事業。もう一つは、高速の通信を担う独自の部品や、用途を絞った高性能の計算機を、自ら設計して売るニッチな製品の事業。役務で安定した収入を得つつ、自社の製品で利ざやを稼ぐ。長い歴史を持ち、配当を続ける。これらのIT役務と自社の製品の販売で稼ぐ構造になっている。
企業のIT支出が冷えれば、役務の事業が細る弱点を抱える。自社の高性能の製品は、用途が限られ、少数の顧客に偏りやすい。IT統合や運用の代行は、規模に勝る大手との価格の争奪が激しい。長い歴史ゆえ、古い事業を抱える重さもある。役務は利ざやが薄く、利益が伸びにくい。技術の移り変わりに乗り遅れる恐れもある。
配当を続ける堅実なITの老舗の経営。現在の経営者が率いる。IT役務の提供と、ニッチな自社の製品の開発、安定した利益の確保、配当の維持を進める。役務と製品の二本立てと、配当の維持が、運営の中核になっている。
自己資本と現金は厚めだが、本業は赤字で資金を消費している段階です。黒字化の道筋が焦点になります。
前年比。3年の年平均は 2.6%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
CSP Inc は、企業向けのIT統合や運用の代行と、独自の高性能の計算機や通信の部品という、二つの軸を持つ超小型の老舗だ。
最大の特徴は、安定したIT役務と、高速の通信の部品や高性能の計算機という独自のニッチな製品を併せ持つ点にある。一方で企業のIT支出の冷え込みが弱点で、自社の製品の用途の限られた狭さと顧客の偏り、規模で勝る大手との価格の争奪、古い事業の重さ、薄い利ざやも弱みになる。CSPI を読むときは、企業のIT支出と自社の製品の受注、利ざやを軸に見るとよい。
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