まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
皮膚のがんの転移のリスクの予測の検査で、皮膚科の標準といえる事実上の主導の地位と、極めて希少な目のがんの検査での独占的な地位が最大の強み。汎用の遺伝子の検査の会社とは異なり、皮膚の病や希少ながんという特定のニッチに特化する。買収で検査の品揃えを広げる。皮膚の病に強い、遺伝子の検査の専門の会社の立ち位置にいる。
患者の組織の遺伝子を解析し、病の進み方や転移のリスクを予測する専門の検査を、医師に提供するのが事業の柱。中心は、皮膚のがんの転移のリスクを予測する検査で、皮膚科で広く使われる。これに加え、食道の病ががんに進むリスクの検査、極めて希少な目のがんの検査、アトピー性皮膚炎の治療の判定の検査などを持つ。買収で検査の品揃えを広げてきた。請け負った検査の件数に応じた収入で稼ぐ構造になっている。
主力の皮膚がんの検査への公的保険の支払いの条件が見直されれば、収益が大きく揺らぐ最大の弱点になる。医師の処方の忠誠が薄れる恐れもある。同業の遺伝子の検査の会社の攻勢も激しい。食道やアトピー性皮膚炎の新しい検査の立ち上げが遅れれば、成長の柱を欠く。承認薬のないバイオと同様、長く赤字が続き、増資で持ち分が薄まる恐れもある。
配当を出さず、現金を検査の品揃えを広げる買収と、研究開発、複数の検査の商業化に充てる経営。主力の皮膚がんの検査への保険の支払いの維持を最重要の課題に置く。買収で取り込んだ検査を束ね、皮膚の病や希少ながんというニッチでの独占的な地位を生かして、検査の件数を積み上げる方針が特徴になっている。
検査の普及と、保険の支払い、新しい検査に依存する。皮膚科や消化器科で遺伝子の検査が広く使われるか、主力の皮膚がんの検査への保険の支払いの条件が保たれるか、食道やアトピー性皮膚炎の新しい検査の商業化が進むか、そして買収した検査を束ねて品揃えを広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $579M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $471M(81%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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