景気敏感な事業で、配当も出す会社
葬儀の業界で、最大手に次ぐ上場の独立系の二位という地位と、人口の増える米国南部を地盤にする点が最大の特徴。亡くなった後の需要と生前の契約の両方を取り込む。最大手が巨大化する中で、家族経営の葬儀店の買収先としての立ち位置も持つ。最大手とは異なる、人口の増える地域に集中した独立系二位の葬儀の会社の立ち位置にいる。
葬儀の場と墓地を運営するのが事業の柱。柱は二つで、葬儀場での式典や遺体の管理、記念品の販売と、墓地の区画の販売や埋葬からなる。亡くなった後に頼まれる需要と、生前に契約しておく需要の両方を取り込む。テキサスを本拠に、米国南部を中心に全米で多数の葬儀場と墓地を持つ。家族経営の葬儀店の買収で広げてきた。最大手に次ぐ上場の独立系の二位を占める。葬儀と墓地のサービスで稼ぐ構造になっている。
火葬は従来の葬儀より単価が安いため、火葬率の上昇が一件あたりの収益を押し下げる構造の逆風になる。最大手が積極的に買収を仕掛けるため、家族経営の葬儀店の取得の競争が激しい。過去の積極的な買収で膨らんだ負債が、金利の負担として経営を縛る。生前契約の信託の運用益は金利や株式市場に左右される。再建の遅れも重荷になる。
配当を続けながら、過去の過剰な買収からの立て直しを進める経営。買収を絞り込み、既存の葬儀場の運営の効率化と、経営体制の刷新を進める。死亡件数の構造的な増加という追い風を生かしつつ、火葬率の上昇と最大手との競争に向き合い、負債の管理と高い収益性の回復を重んじる方針が特徴になっている。
死亡件数と、火葬率、買収に依存する。高齢化で構造的に増える死亡件数が需要を支えるか、単価の安い火葬の広がりに採算が耐えられるか、家族経営の葬儀店を買収して広げられるか、そして過去の積極的な買収で膨らんだ負債を管理できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $255M(19%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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